プチフール2(カルガモフロート)

偶然の出会いや、ちょっとしたきっかけで出会うキャラクター達のお話が楽しい短編集。 プチフールのタイトル通り、一つ一つのお話は読み切りですが、どれも読み進めるのが楽しい話ばかりです。

特に描き下ろしSF「ヲセイヨ」の壮大なストーリーと、「ヲセイヨ」がなぜ歓迎の言葉になったのか、というところ、クスッと笑いながらも読後感が良かったです。

個人的には「魔物さん適材適所」のギャップに笑い「らせんのこいびと」のオチにほっこりし「社畜どこにでもいる」は共感しながら読みました。

帰去来(まに^まに)

女の子の表情がいきいきとしていて、シチュエーションも相まって良かったです。

寸(赤井製作所)

冷たい視線を投げかけるメイドさんが大変ツボでした。

自然体な動物たちが暮らす「身近な」動物園・第2編 もっと岡崎市東公園動物園はいいぞ(シュバルツ写真館)

岡崎東公園動物園の大スターふじ子さんのスプラッシュマウンテンの正面写真なんて自分で撮る勇気なんてないのでなかなか貴重で素晴らしい写真だと思います。

濡れてもふじ子さんにならいっか…と言っていた著者さんの愛もすごいと思います。

ぐんにょり旅日記 はじめてのソロキャンの巻(ぐんにょり亭)

相変わらずのドタバタ感が楽しいです。ソロキャンをやってみようと思った理由が浅すぎてとても親近感がわきました

ひまわりの影(はまや)

ゴッホとゴーギャンが現代の女の子に生まれ変わった話です。

二人とも前世をある程度覚えていて、それでいて最期の記憶が曖昧。その2人が現世でも共同生活をしようかと検討する話です。

ゴッホの失恋エピソード集、ゴーギャンのやらかしエピソード集も楽しめます。

絵がダサくてもお姫様になれるってホントですか?(藍色劇場)

デビューして三年目の漫画家が担当編集に絵柄変えてと言われて四苦八苦する話です。

どこまで作者の実体験かわかりませんが、これを読んでいて、昔、手塚治虫先生が劇画調の絵柄が描けないと悩んでいたという話を思い出しました。

魔法の紅茶/遠き旅路(RPG商会)

再録本で、2018「ストレンジマジカルティールーム」2019「残月くんの魔界修行」の合本だそうです。

再録に伴い文字をフォントから手書きに替えているのが絵柄に合っていると思います。

おまけで貰ったコミティア日和フレークシールも可愛い感じです。

スクランブルエッグ(朝ごはん!)

にしかわさんの描かれる、80~90年代の時代を感じる男女学園ラブコメが好きです。牧歌的な男性キャラとかわいい女の子キャラのやり取り、ほのぼのします。

佐藤さんの描かれる男女の出会いとそれにまつわる人間ドラマは、毎回ヒキが楽しみです。

ドルシン(猫山小星)

アイドル×ホビーアニメのノリが気になって買った作品です。

男女W主人公、別ルートで描かれるお話の展開、それぞれの目指す「アイドル」に向かって輝く姿がまぶしい。ホビーアニメのノリでお出しされるアイテムも魅力的で、続きが気になります。

タイトル不明(Fairy Tale)

自キャラを今流行り(?)のラノベ風悪役令嬢させてみよう!という本。なかなかぶっ飛んだネタもあり楽しいです。

個人的にアフロのネタが好き。 サークルの自キャラを知らなくても楽しめると思います。

シュトムのリンゴの樹 準備号(海青喫茶)

愛知県妖狐名鑑(怪作戦)

イラスト集その二 夢の現(Flyair)

魔女の仕業(ほしのゆりか)

Reader’s Choice All Recommendation

■シュトムのリンゴの樹 準備号(海青喫茶) ■愛知県妖狐名鑑(怪作戦) ■イラスト集その二 夢の現(Flyair) ■プチフール2(カルガモフロート) ■スクランブルエッグ(朝ごはん!) ■ドルシン(猫山小星) ■帰去来(まに^まに) ■魔女の仕業(ほしのゆりか) ■寸(赤井製作所) ■自然体な動物たちが暮らす「身近な」動物園・第2編 もっと岡崎市東公園動物園はいいぞ(シュバルツ写真館) ■ぐんにょり旅日記 はじめてのソロキャンの巻(ぐんにょり亭) ■タイトル不明(Fairy Tale) ■ひまわりの影(はまや) ■絵がダサくてもお姫様になれるってホントですか?(藍色劇場) ■魔法の紅茶/遠き旅路(RPG商会)