65-教えてサークルさん

教えて!サークルさん

[教えて!サークルさん]は、サークルさんの活動(生態……かも?)を教えてもらうコーナーです。

イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の中で、毎回一つ[テーマ]を決めて質問しています。作品を作る上での工夫や、何か自分で決めていることなど、時には気分転換の方法を質問したり。作家さんは[本]をどんなふうにつくっているのかな、というキモチで[テーマ]を決めています。

第49回のテーマは「あなたが常に新刊を出すために行っている工夫や、秘訣はありますか? 教えて下さい」です。


今回も、たくさんの方から回答をいただきました。

それでは、見ていきましょう。

illustration:松野ちり子(線描屋)

描き続ける

  • 毎日描く。
  • 毎日書く。
  • 好きな物を描いています。
  • とにかく書く。
  • とにかく完成品を描きつづけること。
  • 普段から作品を撮りためて置くこと。
  • ネットカフェや、絵が描ける漫画喫茶に行って原稿を描いたりすることがあります。
  • 平日でも少しでも時間があれば、1時間だけでも原稿を進める。無理しない範囲で楽しんで描く。

 

アイデア収集

  • ネットカフェに閉じこもる。
  • 仕事終わりに図書館に通います!
  • ストレス発散として、ネタを考える。
  • 「いつか描きたい本」リストを作ります。
  • いつも描きたいネタについて考えている。
  • 常日頃から次の新刊のことを構想しています。
  • 美術館、博物館や、展示会などによく行くようにしています。
  • ネタのメモを取る。日頃思いついたネタをメモしておく。
  • 普段から漫画を描きためておく、参加作業はギリギリになってしまうため。
  • ふとした時に思いついたネタをスマホのメモ帳にメモしてストックしています。
  • 毎日、いつか本で使えそうなネタや、画像の編集・執筆を行い、本を出すタイミングで使用できるようにしておく。
  • 手帳に書き出しております。年始に「このあたりに本出したい」と計画をざっくり立てています。
  • 日常的にネタを書きためること。お守りみたいになって、ネタが切れても慌てなくなる。内容も日々良くなる(と思う)。
  • 自分が書きたいものを箇条書きでいくつか出して、それらをどう物語にするか考えています。
  • どこかに旅したときに自分の作品のキャラだったらどういう行動をするかなど。あと、ネタになりそうなものは撮っておく。
  • ボードゲームを拘った本を作っています。ネタや、話を元にするために、「新しいボードゲームを沢山プレイする」ことが、新刊を出すための秘訣です。
  • イラストのネタのために日常生活で感じた素敵なことをメモしています。やる気は友人を創作沼に突き落としたり、誰かから「新刊楽しみにしてるね」と、圧をかけられることで引き出しています。もちろん絵を描くこともすごく楽しいです!
  • イベントごとに新刊は、かなり無理ですが、毎回、A4のペーパーの裏に1本、毎回違う短編小説を書く、というのをやっています。いつか、これをまとめると新刊になる…。物語の種は、資料だけでなく、常に身の回りのものを意識にとどめておくことで、ある日、突然に「何か」が化学反応的にかみ合う瞬間があると思います…。自分はそれを、電波と呼んでいます…。

 

テーマを決める

  • ページ割りを考え出すと作業が進みます。
  • テーマをしぼり、描き下ろし作品を中心に作る。
  • 表紙のイラストや、文字のタイプ等、作品のジャンルによって変えています。
  • 課題を設置した趣味活動にストーリーをつくること。
  • 今回、初イラスト本を制作する際に初めに全体的な本の雰囲気を決めて、全部のイラストを同時進行で制作しました。
  • 元気のない人に元気を与えたいコンセプトで活動しているので、芯をぶらさないようにしています。

 

モチベーション

  • 時間と、気力の確保。
  • ステキなサークル様の本を読み、モチベーションUPします。
  • むしろ教えてほしい。〆切前にお尻に火がつくから、なんとかモチベーションを上げたいです!
  • 新刊を出す為に行っている工夫は、自身のモチベーションを保つこと。そして、ひとつの作品を創りだしたという達成感や、手に取った人が喜んでもらえるように想像することで、新刊を出しています。

 

経験・体験

  • 自分の体験を再構築して、「面白さ」に繋げる努力。
  • 自分の経験を紙に落とし込むこと。緊張しないように落書き感覚で描くこと。
  • テーマとしているものを自分自身が実際に体験、経験する。
  • 自分の中で、経験則から「どれだけのペースで作れば余裕ができるか」を考え、そこからプライベートの時間を割り振っています。

 

スケジュール管理

  • 時間管理。
  • スケジュール管理を徹底すること。
  • リスケジュールと、規模縮小です。
  • 早めに予定を立てれば…良かったです。
  • かなり前もって発行できるようにする。日、週、月、四半期、年ごとの目標を設定。進捗管理をする。

 

〆切り

  • 目標を決める。
  • 常に締め切りを作る。
  • 〆切に追われる、正気を失う。
  • 新刊発表イベントを先に公開して、期日を決めてしまいます。
  • テーマと〆切を決めて、その目標に向かって制作する。
  • なるべく毎回新刊を出していますが、入稿ギリギリになると、急いで考えて作っています。
  • まず、印刷所の入稿〆切日を確認する。(早割の〆切メインに)普段からネタをかき集めています。

 

本を発行

  • 合同誌を作る。
  • 見栄えがする表紙絵と、内容。
  • グッズ用のイラストも本に入れる。
  • 春夏秋冬季節が変わる度に1冊出します。
  • 知人と一緒に作るコトで逃げ道をなくす。
  • 出ない神本より、出るクソ本を心がけている。
  • 大変だからペン入れと、トーンはなしにしました。次はやってみたいです。
  • なるべく多く頒布したいが、在庫も抱えたくないので、毎回部数に悩みます。
  • 印刷部数を多くしすぎない。在庫がなければ「新刊を出さないと…」と、思えるので(笑)。
  • 「出ない傑作より出る駄作」精神で作っています。完成度よりも、まず出す事を意識しています。
  • 新刊にかける印刷代のコストを減らし、万が一売れなくても、なんとかなるようにするとアイデアを作品にしやすい。
  • 出したい本をある程度何冊か決めておいて、その中で優先順位の高い本から出して行く感じでしょうか。(そして、本を出す頃にはまた出したい本が増えるので、以下ループ(笑))。

 

イベントに参加

  • 新刊を出すイベントと、完成させる日付を決めて描いています。
  • 新刊を完成させる前にイベントに申し込む。
  • 余裕をもってイベントに申し込む。イベントに参加する。スケジュールを立てる。
  • とりあえず、サークル参加の申し込みをする!
  • せっかくイベントに出るので、薄くても新刊出そうと思うようになりました。
  • まずイベントに申し込むと、なんか本ができる。
  • 〆切りを設けること。イベントに参加して他の作家さんの作品を見ること。
  • コミティアに申し込むことで締め切りが作れるので、あとはそれに間に合わせるだけです!
  • 新刊の案を出す前にサークル参加申し込みをする。そうすれば、新刊を出さなくてはいけなくなるから。
  • イベント申込時に「新刊出します」と、サークルカットに書く。何が何でも出さざるを得ない状態となる。
  • イベントで机上に新刊が並んでいる様子を想像してヤル気を出しています! 新刊があるってすばらしい!
  • 常に新刊を出すために、東京・大阪・名古屋のイベントはすべて申し込む1年を過ごしました。おかげさまでなんとかシーズンごとに1種類ずつの新刊を準備することができました。
  • コミケC103が初参加で、売り上げが(案の定)あまり芳しくなかったため、経験を積むためにこちらに参加させていただきましたが、想像以上に手に取っていただけて、とてもモチベーションにつながりました。旅行同人誌を作っているのですが、単に自分にとって楽しい旅行をするにとどまらず、テーマを設定して旅行をすることで、旅そのもの、リサーチ、原稿、必要ならば再訪問というように旅行と同人活動のリズムが生まれつつあるように思います。

 

読者

  • 毎回お買い上げくださる顔を思い出して追い込みます(苦笑)。
  • 展示などに毎回来てくださる方がいると新しいモノを提供したい!と、思えます。
  • 新刊を楽しみにしてくれている人を思い出します。
  • 新刊を出そうと決めたらSNSでつぶやいて周知させる。絶対出さなきゃいけない状況にする。
  • 本を出すのも初めてですが、「行きます!」と教えて下さった方々の声や、一押し、何より自分が欲しいという気持ちのために完成させることができました。
  • 以前コミティアで仰っていただいたお褒めのお言葉や、Twitterの相互さんに作業通話という名の監視をお願いしたりしています。
  • 会場で感想をいただく度に次の新刊のモチベーションとなるので、とにかくイベントに出るのが1番の秘訣です。名古屋コミティア64も大変楽しく過ごさせていただきました。地元が近いのでこちらのイベントに出られるのは特別感があります。いつも運営ありがとうございます。

 

Web関係

  • Xで宣伝。
  • 作業配信をしながらやっています。
  • 進捗報告をSNSでして、状況確認をしています。
  • SNSでこまめにマンガをUPして、まとまったら本にして売る。
  • 他の方の作業ツイートを見て、あせりながら作っています。

 

その他

  • 頑張る。
  • 命を削る。
  • 遊び歩いています。
  • 意地でも書きます。
  • 無理やり終わらせること。
  • 自分の好きを知ってもらうこと。
  • 初めてなので、これから学びたいです。
  • 納品日が近づくにつれペンを持つ手の素早さが上がります。
  • PDCAサイクルを回す、グラブルフルオート編成を充実させる。
  • かなり行き当たりばったりでやっています。とくに工夫なし。
  • 同人誌をいっぱい読む! 自分も作ろうと思うので!
  • ポップを見本誌に貼る。オススメな所や、ページ数などあればパッと見盛り上がるようにハデに!
  • 今回新刊落ちました! たぶん、デジタルで仕上げようとして、思いのほか時間がかかる、Apple Pencilが手に負担がかかる等々を見誤ったためと思います。次回はアナログで仕上げようと思います。
  • もともと遅筆ですが、以前は5~60ページぐらいの本を創ろうと思っていましたが、仕事が忙しかったり、家事雑用で2年以上間があいてしまうので、24~30ページで毎年コンスタントに創れたらいいなと数年前から方針をかえました。
  • イベントにサークル側として出るのも、本を作ることも初めてだったので無理なく確実に本が出せるように、基本的にweb再録+余裕があれば新しい絵を追加、金銭的にも無理のない範囲の冊数、仕様などはできるだけ自分の好みを優先という形で本を作りました。今後も同じように作るかはわかりませんが、無理しないようにできる範囲を全力で、が一番大事だと思っています。

 

Questionnaire Date:データで考える名古屋

[Questionnaire Date:データで考える名古屋]は、イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の統計をグラフ化してみました。

名古屋COMITIAってどれくらいの規模のイベントなのかな?というギモンに対する一つの参考資料にしていただけるかなと思います。名古屋COMITIAは同人誌の展示即売会ではありますが、本の売買だけではなく、名古屋COMITIAの会場が購入者さんと作家さんとの交流の場になれば嬉しいです。

直接コトバで、推し本の投書で、アンケートで、お手紙で、どうか あなたの気持ちを相手に伝えてくださいね。

 

64-教えてサークルさん

教えて!サークルさん

[教えて!サークルさん]は、サークルさんの活動(生態……かも?)を教えてもらうコーナーです。

イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の中で、毎回一つ[テーマ]を決めて質問しています。作品を作る上での工夫や、何か自分で決めていることなど、時には気分転換の方法を質問したり。作家さんは[本]をどんなふうにつくっているのかな、というキモチで[テーマ]を決めています。

第47回のテーマは「あなたは、テレビや音楽などからインスピレーションを受けて作品を創った事がありますか? 教えて下さい」です。


今回も、たくさんの方から回答をいただきました。

それでは、見ていきましょう。

illustration:なたがわ せ(Vanishing Point)

音楽

  • 音楽をよく聴きます。
  • 歌にちなんだイラストを描きたくなった。
  • 音楽を聞きながら絵を描くことはあります。
  • 好きな曲をイメージした作品をよく描きます。
  • 音楽を基にしてイラストを描いたことがあります。
  • よく音楽を聴いてアイデアを出したことがある。
  • 音楽のタイトルから、キャラデザしています。
  • 歌の歌詞からイメージを作るコトは良くあります。
  • クラシック音楽を題材に小説を書いたことがある。
  • 音楽から浮かんだイメージストーリーを描いています。
  • 虫のことを歌った曲で、虫の創作をしたことがあります。
  • 好きな曲からインスピレーションを受けることがよくあります。
  • 音楽が好きなので、音楽からよくインスピレーションを受けます。
  • ある。音楽のイメージにあわせて旅をする話を描きました。
  • 音楽で歌詞からインスピレーションを受けて描くことが多々あります。
  • 自分は曲をよく聴くので、曲の雰囲気からイメージを浮かばせることがあります。
  • 好きな曲の歌詞からマンガを描いたことがあります(エッセンスとして参考)。
  • 好きな曲を聴きながら、その曲をイメージしたイラストを描いたことがあります。
  • 音楽、各楽曲のテンポ如何で筆の走りを変えられて、集中できるということはあります。
  • ある。音楽→それをイメージソングに見立ててキャラの性格や、展開を膨らませていった。
  • 歌の歌詞やイメージで、世界観やストーリーがしっかりと想像できたので、イラストにしたことがあります。
  • 音楽をテーマに楽曲から話のイメージを膨らませて10万字のBL小説を書きました(シリーズ長編)。
  • ストーリーを感じられる歌からイメージを膨らませて53ページの作品を描いたことがあります。
  • 描きたい絵に合わせて、BGMにする曲を使い分けたりしています。筆のノリや考えがスムーズになります。
  • 音楽から創作することが多いです。クラシック、インスト曲、サンドラ等。ネタ出しの時は常に音楽をかけています。
  • 物語のあるゲーム音楽の歌詞、クラシック音楽や、バレエ音楽からインスピレーションを受けることが多いです。
  • 歌の歌詞から、その場面に近いシーンが浮かんで取り込む形で。歌詞とかは、そのままでは使用していません。
  • ベートーベン交響曲6番「田園」に感銘を受けて、ベートーベンの漫画を描きました。2021 ? 22年のことですが。
  • 一次創作ではすぐに思い浮かばないが、二次創作であればカップリングにぴったりなイメージソングを参考に描いたことはあります。
  • 生活環境の変化でほとんど音楽を聴かなくなってしまい、今では滅多になくなってしまいましたが、以前は音楽からのインスピレーションで書くことはよくありました。

 

歌手

  • B’zの本とか作ったことあります。
  • 坂本真綾、the pillowsの曲からマンガを描いたことがあります。
  • とあるシンガーソングライターさんのイメージイラストや、漫画の本を作り続けて61冊目…今更何を言えましょうか。
  • 2018年夏、突然フジファブリックの「若者のすべて」にハマり、短編小説を書きました。
  • ある失恋ソングの歌詞からタイムリープBLを描きましたが、そのアーティストのファンである家族からは「何でそうなった?」と言われました。
  • 作った作品は今のところないのですが、創作のヒントを下さるアーティストとして、中島みゆきさんと、さだまさしさんはよく聞きます。
  • エレファントカシマシの「桜の話舞い上がる道を」を聞いて、桜の花が舞い上がる様子を自分のキャラクターと共にイラストで描いたりしました。

 

テレビ

  • クイズ番組、Q&Aをテーマにした作品。
  • テレビや音楽、様々なものを見て、イメージを蓄えています。
  • 高校野球百回大会で関連した作品を作ったのですが、売り子さんのお話です。
  • 昔の番組の4Kリマスター版の放映で勢い余ってしゃべり倒した本を出したことがあります。
  • 歴史やオカルトを取り扱ったテレビ番組から、常にマンガのネタをいただいております。
  • テレビからは配色などを参考にし、音楽のモチーフをイメージすることはあります。
  • ギャグマンガを描いているのは、少なからず子供の頃から見ているお笑い番組の影響があると思います。
  • 自分の経験からキャラクターを作るため、辛い時に見たテレビの作中描写を参考にしたことはある。
  • 仮面ライダーガッチャードに出る多種のカードを見て、色々なモンスターのカードを作った事があります。
  • ストーリーを練っていた時に観ていたテレビからヒントを得て繋げることができました(具体的には忘れました…)。
  • 海外の街並を紹介する番組でナレーションをあえて無くして「間」を多く作るというのは自身のマンガにも活用している。
  • 実は去年のドラマ「東京MER」の影響をまだ引きずっています。さて、今夜(9/17)の「VIVIANT」は?(私は今回初めて見る)。
  • インスピレーションはあまり受けませんが、気分転換にお笑い番組、バラエティ番組をよく見ます。いろいろ考えることが多いので、頭の中をリセットできて良いです。

 

映画

  • 映画の原作を読んで心に響いて書いたことがあります。
  • 映画や、音楽から女の子をイメージして描きだすことはあります。
  • 映画や、ドキュメンタリーを見て、キャラ設定に取り入れる事がままあります。

 

動画

  • ヒロシのぼっちキャンプ。
  • 「ケムリクサ」を見て、次月に聖地へ旅立ち絵を描きました。
  • YouTubeの昔のゲーム動画を見て、ギミックや、仕様を参考にしたりしています。
  • 現在の同人活動は、Tokyo LOST Tracks(Sakura Chill Beats 現Sakura Beats)のイメージデザイン・ロゴデザイン・設定にインスパイアされて作っています。
  • YouTubeの狂犬病予防の動画を見て、犬それぞれの反応や、性格や特性の違い、飼い主との関係性に魅力を感じて、犬(大型犬)の話を描いたことがあります。実際ドッグコンテストに参加し、観察に行ったこともあります。

 

漫画

  • 高橋留美子、秋本治、中崎タツヤ、ちばあきお、山科けいすけ、森下裕美、各先生の作品。
  • テレビ、音楽ではなく、漫画そのものにインスピレーションを受けて描くことが多いです。前に、清野とおる先生の初期不条理ギャグ集「まぁどうせいつか死ぬし」を読み「やっぱマンガはギャグだよ!」と、ズガーンとなり、久しぶりにギャグを描きました。

 

その他

  • 滅多にないです。
  • テレビ、音楽からはないです。
  • 好きなアニメの絵を度々描いています。
  • 良い作品に会うと良いものが描けます!
  • 酒の美味しさで本を作った事は有ります。
  • 今回の新刊小説は、地元に伝わる昔話からインスパイアを得て執筆しました。
  • ピンタレストにある甘いお菓子や、可愛い服が大好きで、それを漁りながら今回新刊を2冊出すことができました。
  • ヨーロッパの街並みが好きなので、よく背景を参考にアレンジしてシーンの中に入れたりします。
  • 特定の音楽や番組のみからのインスピレーションだけで作品を、というものは、詩歌を除いては、特にありません。ただ、他の情報と組み合わさってのインスピレーションから、頭の中でぐにゃぐにゃと魔改造されたものが作品になることはあります。その頃には、原型がほぼ行方不明なレベルになっていますが…。

 

Questionnaire Date:データで考える名古屋

[Questionnaire Date:データで考える名古屋]は、イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の統計をグラフ化してみました。

名古屋COMITIAってどれくらいの規模のイベントなのかな?というギモンに対する一つの参考資料にしていただけるかなと思います。名古屋COMITIAは同人誌の展示即売会ではありますが、本の売買だけではなく、名古屋COMITIAの会場が購入者さんと作家さんとの交流の場になれば嬉しいです。

直接コトバで、推し本の投書で、アンケートで、お手紙で、どうか あなたの気持ちを相手に伝えてくださいね。

 

63-教えてサークルさん

教えて!サークルさん

[教えて!サークルさん]は、サークルさんの活動(生態……かも?)を教えてもらうコーナーです。

イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の中で、毎回一つ[テーマ]を決めて質問しています。作品を作る上での工夫や、何か自分で決めていることなど、時には気分転換の方法を質問したり。作家さんは[本]をどんなふうにつくっているのかな、というキモチで[テーマ]を決めています。

第46回のテーマは「あなたが同人作品を作り出すための創作活動を始めてから身についた技術や能力を教えて下さい」です。


今回も、たくさんの方から回答をいただきました。

それでは、見ていきましょう。

illustration:宮内 駿(サンシャイン)

デザイン関係

  • デザイン能力。
  • フォントなどに詳しくなった。
  • デザイナーの仕事をさせてもらえるようになりました。
  • デザインや、他の人が見た時の印象を考えるようになりました。
  • 風景を見ている時にパースが見えてしまうようになりました。
  • デザインをするようになって、それを仕事にできました! 専門学校でも生徒に教えたりしているので(同人について)、とても楽しいです。
  • 解像度について知ることができ資料作成に役立った。どうすれば見やすいデザインになるか人の視点を考えることができるようになった。

 

ディスプレイ

  • ディスプレイの考察。
  • 即売会での設営をするにあたり、商品の魅せ方を研究し、ディスプレイの勉強になりました。
  • 効果的な販売ディスプレイがわかるようになってきた。また、入稿もできるようになった。

 

デジタル関係

  • 画像ファイルの扱い。
  • デジタルでの編集作業。
  • Web、ロゴ製作のスキル。
  • Javascriptプログラミング。
  • PCで原稿が描けるようになった。
  • PCの使い方、イラストの書き方。
  • イラストレーターでチラシを作った。
  • 複合機の扱いには慣れました(笑)。
  • PCソフトが使えるようになった。
  • ホームページ作り。印刷屋の入稿方法。
  • パソコンは自然と使えるようになりました。
  • パソコン等の機械に強くなったため、仕事に役立っています。
  • RGBと、CMYKや、モノクロ原稿のことなど。
  • 初めてネット印刷を使用し、グッズ制作などのノウハウを手に入れました。
  • 文章作成ソフトと、フォトショップの扱いがうまくなりました。
  • あきらめないこと、創作者としての「自分」を捨ててはいけないと改めて思った。
  • つけペンと、インクを使えるようになったこと。
  • CMYKの色補正。技術ではないですが、イラストの仕事が来るようになりました。
  • 会計や、在庫管理で凝り出したらエクセルが上達しました。仕事で重宝しています。
  • 一応文字書きなので、パソコンのスキルは並の人よりは上やと思います。あとは、コピー機の扱い方とか…。
  • HTTP言語の知識を得たので、シスアド資格をとってSEと話をできるようになった。
  • Twitterなどで見てもらえるようになって、綺麗に描くように意識するようになった。
  • フォトショップが使えるようになった。印刷物の色を見て、なんとなくCMYKのかけ合わせが分かる。
  • 割と、ショートカットキーを知らない人も多いので、パソコントラブルで、説明するのが逆に難儀しています。
  • データ入稿するときの気を付けるポイントが分かっているのでトラブル回避できた。白黒データをグレースケール化せず入稿しようとした先輩がトラブルにまき込まれる所でした。

 

文章力向上

  • 文書の編集能力がスキルアップした。
  • 文章構成能力の向上と、人の気持ちを考える機会が増えた。
  • 文章の書き方が少しわかってきたような気がします。

 

画力向上

  • 実線の一発描きスキルです。
  • 作画のスピードが上がった気がします。
  • 漫画を描く力と、創作を楽しむ力。
  • 絵をたくさん勉強しましたので、小説の表紙を飾れるレベルにはなれました。

 

印刷・製本技術

  • 製本能力です。
  • 印刷会社への入稿。
  • 早くコピーすること。
  • 紙のサイズを覚えました。
  • 印刷の種類の知識が身に付いた。
  • 製本に関する知識を得られました。
  • 和とじ製本ができるようになった。
  • 色々と絵が描けるようになった。
  • 同人作品を作り出す技術や能力。
  • 印刷の仕組みに詳しくなった。
  • 印刷に関するアレコレを学べた。
  • 印刷用データ作りができるようになった。
  • 冊子の面付けができるようになりました。
  • 書籍の組版設計や、数式組みの仕方がわかるようになってきました。
  • 同人活動以外でも印刷所を活用できるようになった。
  • 冊子を自分で作ることを学びました。期間に向けて楽しく準備することも。
  • 印刷のアレコレについて、今回よく分かりました。次に活かしたいです。
  • 入稿作業について知り合いに相談をされたときに助言できるようになりました。
  • 入稿作業がかなりスムーズできるようになったこと。
  • 印刷についての知識が身につきました。印刷の際の色味の調整等。
  • 印刷の手順や、レイアウトの効果的なやり方が身に付いた。
  • 両面コピーの小冊子が作れる。あと、PCでイラストが描ける。
  • 製本作業がサクサク出来るようになりました!
  • 印刷所の利用における知識、スケジュール管理(できていませんが、ギリギリ間に合わせる力)。
  • 両面コピーや、カッター断裁が手早くなりました。あと、用紙を二つ折りにするのはめっちゃ得意です。
  • 大量の冊子づくりを手早くできるようになった(これは同人より漫研で身についたかもですが)。
  • 紙の加工に詳しくなり、お菓子のパッケージなど、日常の印刷物も、どの紙を使って、どう加工したかわかるようになりました。

 

自己能力向上

  • 本が作れるようになった。
  • 自分で最初から創ること。
  • トーク能力が上がりました。
  • 何が何でも作品を作り上げる根性。
  • コミュニケーション能力、デザイン力。
  • コミュニケーション能力と、メンタル!
  • プレゼン資料の視認性が上がり、制作が早くなりました。
  • 人前で話すことに対する苦手意識が軽くなった。
  • 感想をレポートとしてまとめることができるようになった。
  • 資料作成時のレイアウト決めが早くなった。
  • 校正力。会社の刊行物の校正で誤字発見力が役立っている気がします。
  • 創作そのものより、1つの事をいかに続けるかということを色々と試した。
  • 元々学生時代にノートをまとめていたけどまとめる能力は身についていたかもです。
  • つたないながらでも(プロほどでなくても)発表する場があることでやる気につながります。
  • 一番は、カッターナイフの使い方です。コピー紙同然のものなので、自分で断ち切りをして見栄えをなんとかしようとした結果、絶望的に不器用な自分が定規を当てても線がぐにゃぐにゃになるというレベルから徐々に脱することができました…。昔は紙一枚切断するのに何故かまっすぐ切るはずの紙ではなく、木製のモノサシが削れているというていたらくでした…。(PCソフトの使い方は必要に応じて探し出して使えるけど、手先の器用さはもう…)。

 

その他

  • 自己管理能力。
  • 売り子スキル。
  • 意識が変わった。
  • まだこれから始めていく。
  • 健康管理できるようになった。
  • 上司への報告が、物語風になる。
  • 人の告知をみるようになった。
  • 重たいものが持てるようになった。
  • 図書館をうまく使えるようになった。
  • NGの判断を早めに出せるようになった。
  • マーケティング能力が上がった(気がする)。
  • 物事を少しずつでも毎日コツコツ進める能力…かな?
  • スケジュールを立てて物づくりをする能力がついた。
  • 早めに入稿できるように、スケジュール立てが出来るようになった。
  • いろんなことに一人で参加する勇気が多少もてるようになりました。
  • 同人誌を作るために初めてのノートPC・ペンタブを揃えました!
  • あまり気付かないのですが、他イベント(部品交換会)で人を見る目が身につきました。
  • 準備すべきものの理解度、作品の見せ方。読者の気持ち等を考えた作品作り方(宣伝をする、作品の趣旨を分かりやすくするなど)。
  • なかなか作品作成の時間がとれなくて、これといった何らかの技量の向上などは未だ実感を得られずといったところです。

 

Questionnaire Date:データで考える名古屋

[Questionnaire Date:データで考える名古屋]は、イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の統計をグラフ化してみました。

名古屋COMITIAってどれくらいの規模のイベントなのかな?というギモンに対する一つの参考資料にしていただけるかなと思います。名古屋COMITIAは同人誌の展示即売会ではありますが、本の売買だけではなく、名古屋COMITIAの会場が購入者さんと作家さんとの交流の場になれば嬉しいです。

直接コトバで、推し本の投書で、アンケートで、お手紙で、どうか あなたの気持ちを相手に伝えてくださいね。

 

62-教えてサークルさん

教えて!サークルさん

[教えて!サークルさん]は、サークルさんの活動(生態……かも?)を教えてもらうコーナーです。

イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の中で、毎回一つ[テーマ]を決めて質問しています。作品を作る上での工夫や、何か自分で決めていることなど、時には気分転換の方法を質問したり。作家さんは[本]をどんなふうにつくっているのかな、というキモチで[テーマ]を決めています。

第45回のテーマは「あなたは本の表紙のデザイン、装丁に気を付けている事や、工夫している事がありましたら教えて下さい」です。


今回も、たくさんの方から回答をいただきました。

それでは、見ていきましょう。

illustration:hirame(hanatsumugi)

デザイン

  • 全体の色調。
  • やや地味にする。
  • 表紙の色を変える。
  • ぱっと見やすいこと。
  • パッと見た時の美しさ。
  • 華やかであるように。
  • 読みやすいデザイン。
  • 表紙絵をきれいに描くこと。
  • シンプルでわかりやすくする。
  • シンプルに黒紙と、銀箔の文字。
  • タイトルが見易くを心掛けてます。
  • 見た目の良さ、視認性の良さ。
  • 通りすがりでも見て頂ける様にする。
  • 帯があるようなデザインにしています。
  • 外で見られても困らないデザインにする。
  • なるべく見やすく、でも地味にならないように。
  • カラーの配置、見やすさを意識しています。
  • 自分で撮ってきた写真を元にしてデザインした。
  • 目につけば嬉しいと思いながら作っている。
  • イラストをチラ見せして、気になる感じにした。
  • 見開きで見やすくなるように意識しています。
  • わかりやすく、楽しいデザインにしています。
  • 印刷がキレイに映るように濃さなど気をつけています。
  • タイトルロゴの位置、バランス、わかりやすさ。
  • 華やかな表紙になるようにすることが多いです。
  • タイトルと、キャラクターをそれぞれ目立つようにしている。
  • 人目を引くようにしているつもりですが、多少ハイコンテクストなのかも。
  • なるべく字を大きくする様に心がけています。本文も同様。
  • どこに持って行っても恥ずかしくなく読める、商業レベルのデザインにしている。
  • 人の目の動きを考えながらイラスト、タイトル、文字の配置に気をつけている。
  • タイトルを箔押しっぽくするのが好きです。予算があれば箔押しにしています。
  • ロゴはフォントを使わず自分でデザインするようにしている。
  • コントラストがハッキリするように、色使いを気にしている。
  • おちついたデザインで手に取りやすさを重視しています。
  • 一目見て内容に興味を持ってもらえるように、内容とリンクするようにデザインしている。
  • ぱっと通りがかった人が、目を止めて気になるインパクトのあるデザインや、イラストにしています。
  • シンプルで情報を少なくする感じと、わちゃわちゃ感を出すために、にぎやかな雰囲気にするなど使い分けています。
  • 白インクを取り入れて、ちょっとめずらしくてつい買ってしまう、目に止まってしまうみたいなことも気にしています。

 

作品のイメージ

  • 内容の分かりやすさ。
  • 作風(話)に合わせる。
  • ホラーな雰囲気をだすこと。
  • キャラが分かりやすいように。
  • 表紙を見ただけで中身がわかるように。
  • 今回は内容と、表紙を合わせてみました。
  • 旅行本→「こんなものがあったよ!」と、お知らせしたい写真を使っています。
  • 内容テイストが伝わりやすいように気をつけています。
  • タイトルを見やすく、内容のわかるような絵づくりを心掛けています。
  • タイトルのフォントと、本の内容が合うようには考えています。
  • できる限り表紙で本の中身がわかるようにサブタイトルをいくつか列挙してみる。
  • 本の題名と表紙のイメージが合うようにすること。
  • 写真を多用しています。評論サークルなので文字多めのため。
  • 同じシリーズの本は出来る限りタイトル文字を揃える。
  • シリーズものでは雰囲気を統一したり、内容にあわせて紙の質感を変えたり、本文は紙の軽さを重視しています。
  • 同じシリーズの本は同じイメージを持てるように表紙をデザインしたり、同種色違いの紙を選んだりしています!
  • 自分の絵の個性が出せているか、自分が描きたいものを描けているか、気をつけながら描いています。
  • 登場キャラクターの顔が分かるタイトルで、内容が想像できる + 表紙 + デザインはプロに依頼しています。
  • できるだけ内容をイメージできそうなモチーフを選びつつ、直接的なメッセージを載せない。見返しの紙と表紙の色を合わせる。
  • シリーズで本を作るので、今までとかぶらない、とっぴにならない、並べて色の調合が合うようにイメージカラーを作っています。

 

表紙の素材

  • 手ざわり(紙PPの種類や有無)。
  • マットの質感が好きなので、それにしています。
  • 見た目が華やかになるように紙や、表紙の装丁用サンプルを印刷所から取りよせた。
  • 特殊紙が好きなので、紙がひきたつデザインを考えるようにしています。絵よりも紙の選択が先です…。
  • 紙の質感を演出するために、革素材のテクスチャーを使用して安価ながら革の本のように演出した。(アンティーク書を目指した)。
  • 紙質や、作品内容と合わせた装丁に気をつけております。今回の新刊は表紙絵が青系統だったため、遊び紙や、本文(漫画)を青系にし、表紙絵は神々しい雰囲気が欲しかった為、ラメ入りの装丁にし、ラメだけだと周りの紙にもラメが付きかねないのでクリアPPを使用いたしました。

 

製本

  • 紙の厚み。
  • なるべくA4サイズで本を作ることです。
  • マスキングテープを表紙にあったものにする。
  • 背表紙にかわいいマスキングテープを使用している。
  • 本のイメージ(私の場合はレトロ、慎ましさ)重視で表紙やあそび紙(の種類や色)を選んでいます。
  • コピー誌の時は特殊紙を使うようにしています。遊び紙との組み合わせを考えるのが好きです。
  • 元がアナログイラストであるため、その質感が再現できるような紙を使いました。発色に関しては、まだまだ勉強途中です。
  • コピーした物を綴じただけみたいな本しか作った事ないです…。せっかく手で製本してるのですから、凝った装丁も挑戦してみたいです。
  • コピー本の表紙をカラーにしたいと思ったら印刷所で表紙のみ刷ります。コピーよりキレーで紙も良く、カラーコピーより安く作れるコトもあるから。
  • シャレや小技を効かせるように心がけていますが、なかなか思ったような出来にするのが難しいです。あとは、とにかく丁寧に。紙の端を揃えるとかホチキスをまっすぐとめるとか(コピー本の場合)。
  • 基本、自宅のインクジェットプリンタで印刷したのを、ちょっと厚手の紙でくるみ製本にして、やや歪ながらも化粧裁ちをするようにしています。最近思い立ちまして、図書館の本で保護に使われている保護フィルム(楽天で売ってた)を利用して、カバーっぽくきって包むように。なんというか、ボロ隠し兼、だんだん、本の体裁に近くなっている…ような気がする…。

 

その他

  • ページ数。
  • インパクト。
  • シンプルイズベスト。
  • 自分らしさを出したい感じ。
  • カラーに挑戦してみたいです。
  • テープ止め出来る袋に入れている。
  • CPの2人が分かるようにしました。
  • 可愛くなります様にと祈っています。
  • 机の上をカラフルにしておきたいです。
  • 見応えがあるように、1ページずつコメントをつける!
  • 人が使ってなさそうなフォントを使う。視認性を重視する。
  • QRコードで、1ページずつ曲が聞ける本なども出しています。
  • 表紙(中身も)をカットしたので、えらく時間がかかりましたが出来に満足しています。
  • 今は、本そのものを発行する機会はありませんが、作品集等を作ってみたいと思っています。昔は同人誌作りに参加させてもらっていました。

 

Questionnaire Date:データで考える名古屋

[Questionnaire Date:データで考える名古屋]は、イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の統計をグラフ化してみました。

名古屋COMITIAってどれくらいの規模のイベントなのかな?というギモンに対する一つの参考資料にしていただけるかなと思います。名古屋COMITIAは同人誌の展示即売会ではありますが、本の売買だけではなく、名古屋COMITIAの会場が購入者さんと作家さんとの交流の場になれば嬉しいです。

直接コトバで、推し本の投書で、アンケートで、お手紙で、どうか あなたの気持ちを相手に伝えてくださいね。

 

61-教えてサークルさん

教えて!サークルさん

[教えて!サークルさん]は、サークルさんの活動(生態……かも?)を教えてもらうコーナーです。

イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の中で、毎回一つ[テーマ]を決めて質問しています。作品を作る上での工夫や、何か自分で決めていることなど、時には気分転換の方法を質問したり。作家さんは[本]をどんなふうにつくっているのかな、というキモチで[テーマ]を決めています。

第4回のテーマは「あなたが漫画や小説などの作品を創る時に参考にしている資料などを教えて下さい」です。


今回も、たくさんの方から回答をいただきました。

それでは、見ていきましょう。

illustration:TKG(わんぱく町工場)

書籍・資料本関係

  • シーン別の資料集。
  • 手のポーズ本。
  • 写真・画集など。
  • ヌード写真集(ポーズ集)。
  • 他の方のイラスト集。
  • 資料本(背景カタログ)。
  • 母の所有する漫画本。
  • お気に入りの同人誌。
  • 過去のイベントで買った同人誌。
  • ヴィクトリア調ドレスブック。
  • 歴史の論文、歴史の専門書。
  • 風景の写真集、辞書、辞典、小説。
  • 古事記、古代神宝の謎など。
  • 「ら」抜き文章にならないように国語辞典は必須です。
  • おもしろい他のマンガを読んだりする(コマ割りを見たりとか)。
  • 車のカタログなどのレイアウトを参考にしています。
  • 学術専門書を読んで知見を広げるように心がけています。
  • 民族誌などの昭和が残ってるページの写真を撮ってストックする。
  • 昭和SFの絵、楽しいけど役に立たない、マニアック過ぎて。
  • 国語辞典、ウィキペディア、ピクシブ大百科など…新聞なんかも見ます。
  • 万葉集や、古今和歌集とか。四季の言葉や風景を感じるために。
  • 夢を題材にしているので、大量の夢占いの辞書、夢分析の本を参考にしています。
  • 企業について調べることが多いので、社史や、経済誌などを読むことが多いです。
  • 縁起物に関するマンガを描いているので、日本にある縁起物をまとめた本を眺めています。
  • 描くテーマに対して、図書館、本屋などで、手に入るだけ本を探しています。好みの1冊に出会うと嬉しいです。
  • 久美沙織さんや、ノベライズされたドラゴンクエストの小説本などは、あらゆる意味で私のバイブルです。
  • その時の題材で読む本は変わってきますが、さそうあきら先生の「マンガ脚本概論」は私のバイブルです。

 

パソコン・Web関係

  • 主にネットで調べます。
  • ピンタレスト。
  • 社史-新聞記事(webを含む)
  • その時書いている物のwikiや解説ページ。
  • 旅行先の情報をGoogle先生に聞いています。
  • Pixiv等で出されているイラストを参考にしています。
  • 登場人物に方言少女がいるので、webの方言辞典を使っています。
  • 四コマに使う時に表現の感じが分からない時はスマホで検索します。
  • 単語を色々な国の言葉に変換してくれるサイトを利用している。
  • ウィキペディアや、インターネットをよく参考にしています。
  • Wikipediaや、公式サイト、ブログなどから、お寺の情報を収集し、マンガに盛り込む。
  • pinteresってゆうアプリで映える写真をいっぱい見て脳をモチベーションでみなぎらせる。
  • 生き物のデフォルメ絵は「いらすとや」さんを参考にさせてもらう事も有ります。何しろイラストの種類がとにかく多いので。どの線を省略して、どの線を残すと生き物の特徴を出しつつ可愛らしくデフォルメ出来るのか……勉強になります。

 

音楽・映画関係

  • 音楽。
  • 映画、小説。
  • 音楽(年代・ジャンル問わず)。
  • 好きな曲のタイトル、歌詞、雰囲気。
  • どうしても思いつかないときは映画を観てシチュエーションをパクります(笑)。
  • 漫画を描く時は、最近読んだマンガや、好きな映画から要素を抽出したり、時に大胆に引用しながら描いています。

 

動物・植物

  • 花。
  • 猫の日常まんがを描いているので、我が家の猫を観察。
  • 獣人・ケモノキャラを描く時、動物園で撮った写真を見ることがあります。

 

項目

  • 他の作品を読む。
  • いろいろな土地へ行く。
  • 本・ドラマ・その他。
  • 特にないですね、妄想力でカバー(笑)。
  • 評論情報なので、実物を見に行っています。
  • 少年スピカ、川名さんのコピックの色づかい。
  • 画像検索、新書、映画(間違ったものを描かないように…)。
  • それっぽくイメージできる写真、エッセイブログで気持ちの動きを参考にします。
  • 図書館に行きます。画像だけならネット検索。緊急事態宣言で図書館に入れなくなり本当に困った。
  • 2年前より「廃墟のリノベーション」を行っているので、それに関するもの(法とか、古地図とか)を見ています。あと「大石正伸」氏の本(おすすめ!!)。

 

Questionnaire Date:データで考える名古屋

[Questionnaire Date:データで考える名古屋]は、イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の統計をグラフ化してみました。

名古屋COMITIAってどれくらいの規模のイベントなのかな?というギモンに対する一つの参考資料にしていただけるかなと思います。名古屋COMITIAは同人誌の展示即売会ではありますが、本の売買だけではなく、名古屋COMITIAの会場が購入者さんと作家さんとの交流の場になれば嬉しいです。

直接コトバで、推し本の投書で、アンケートで、お手紙で、どうか あなたの気持ちを相手に伝えてくださいね。

 

60-教えてサークルさん

教えて!サークルさん

[教えて!サークルさん]は、サークルさんの活動(生態……かも?)を教えてもらうコーナーです。

イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の中で、毎回一つ[テーマ]を決めて質問しています。作品を作る上での工夫や、何か自分で決めていることなど、時には気分転換の方法を質問したり。作家さんは[本]をどんなふうにつくっているのかな、というキモチで[テーマ]を決めています。

第43回のテーマは「あなたが漫画や、小説などの創作活動を始めた「きっかけ」は、どのような事ですか?」です。


今回も、たくさんの方から回答をいただきました。

それでは、見ていきましょう。

illustration:梛(そのだま)

子供の頃から描いていた

  • 子どもの頃から絵が好きだったので。
  • 物心ついたときから描くのが好きだった。
  • 小学生の休憩時間の落書きの延長。
  • 小学生の頃からなので忘れました。
  • 子供の頃から描くのが好きだったから。
  • 気付いたら描いていた。
  • 昔から絵を描くことが趣味だったため。
  • 五歳の頃にメモ帳に漫画を描いたこと。
  • 幼い頃から絵を描くことが好きだったので。
  • 小学生の頃から絵を描くのが好きで、マンガを描き始めた。
  • 小学生の頃からマンガを書いたり、絵を書いたりしていました。
  • 小学生の頃からなんとなく。クラスメイトの反応がよかったかな。
  • 創作活動は小学生の時から物語を書くのが好きで、ノートに書いたのがきっかけ。
  • 気が付いたら幼稚園の頃に描きまくっていたので覚えていません。
  • 記憶にない程に昔から絵を描くのが好きだった。
  • 気がついたら描いていた。幼稚園のお絵かきの延長です。
  • 物心ついた頃から絵と、文章、どちらも書いて(描いて)いた。
  • 幼少期から絵を描いたり、お話を作ったりするのが好きだったため。
  • 絵を描き始めたのは物心つく頃で、セリフ付きのキャラクターイラストを描いていました。
  • 大好きなマンガを自分で描いてみたいと、子ども心に憧れを抱いたのが、きっかけなのかもです。
  • 小学生の頃からノートに漫画もどきを描くようになり、それが今でも続いている感じです。
  • 小さいころからお話を作るのが好きで、三年前に絵を描き始めたのがきっかけです。そこから、創作の世界へ入りました。
  • 昔からよく落書きをしていて、手癖でだんだん描きやすいキャラを作るようになり、そこからちょっとした話など考えるようになりました。
  • 物心ついた時から、お話しを考えるのが好きでした。中学の時に大学ノートに小説を書いてみたのが初めで、そこから形になる喜びにハマリました。
  • 子供の頃から息をするように絵を描いていましたが、もっとうまく描けるようになりたいと思って、今年からペン画を始めました。
  • 保育園時代から自然と絵は描いていたのですが、実際に「漫画家になりたい! 絵を頑張りたい」と思ったのは小学4年生の時に本屋で「ちゃお」という少女漫画雑誌の表紙を見たときですね。可愛い! と。ちなみに表紙は「Dr.リンにきいてみて!」でした。

家族の影響

  • 姉がしていたから。
  • 姉が絵を描いていたため、真似をしているうちに自分も楽しくなった。
  • 漫画を描き始めたのは、親が同人をやっていた頃の話を聞いて、楽しそうだと思ったから。
  • 中学の時、兄が絵を書いており、そこから即売会というものがあることを知り、「自分も出してみたい!」と思ったのがきっかけです。

友人からの影響

  • 友達とお絵描きしていたから。
  • 友人がマンガを描いていたため。
  • 絵のうまい友人にあこがれて。
  • 浪人時代に友人に誘われて。
  • 元々漫画描いてみたかった。同人誌を作るきっかけは友人がしていたので。
  • 旅行記は、友人に「書くべきものだ」と勧められたので。
  • 高校時代の友人へのあこがれと、あるイラストレーターへのあこがれ。
  • 友人が絵を描いていて、真似して描くようになりました。
  • 高校時代、友人が描いていたから真似して描き始めました。ジャンルはC翼でした。
  • 友人がコミックマーケットで出展したのを見て、自分もサークル側で出てみたくなったため。
  • 中学生の頃(今から49年前)に友達に同人誌を作らないかと誘われ、イラストと、小説を書き始めました。
  • 周りにマンガを描いている友だちがいたことと、RPGにガッツリハマってしまったので、熱を発散させたかったから。
  • 元々絵や、お話を考えるのが好きでしたがSNSで知り合った友人達と合同誌を作ろうという話になり、同人活動をはじめた。
  • コミケに落選した際、友人が誘ってくれてコミティアに出るために突然オリジナルの漫画を描いたのがきっかけです。
  • 友人から名古屋コミティアへの参加を勧められて。それまでにも細々と執筆活動はしていましたが、本格的に始めたのは、それ以降です。
  • 中学時代、友人に誘われたから…ですが、友人は二次創作BL、自分は一次創作少女漫画だったので、結局1人で細々と活動しておりました。
  • 十五年ほど前、友人と飲んでいて「漫画描きたいなあ…」という話になり、「よし! じゃあオレ描く! 漫画描くぞ!」と宣言して、その2日後には漫画原稿用紙を買っていました。
  • 初めて同人誌を描こう! となったのは、やはり友人とのことが大きかったと思います。友達と一緒に小説を作ろうという話なって、物語を見よう見真似で作ったのが始まりです。それから小説以外にも漫画や、ゲーム作成など、気になるものに色々と手を伸ばすようになりました。

同人誌即売会に参加して

  • 二十年前に同人即売会で発表した経験から。
  • 今は無きメンコミに一般参加して、自分も本を作ってみたくなった。
  • 3年前、とある同人作家さんの絵に感動して、私も描きたいと思ったから。
  • 「そうさく畑」にて本を買っていたけど、自分でも作りたくなってしまい、書いてみたのが始めです。「自分でもこんな楽しくて、おもしろい漫画が描きたい!」って思いました。

学校のクラブ活動から

  • 高校の学漫からのスタートです。
  • 高校生の頃、夏休みの宿題(国語)としてマンガを描いたのが最初です。
  • 小説を書き始めたのが高校生の時で、それが原点で今も続いています。
  • もともと絵を描くことが好きで、高校で文芸部に入ったことがきっかけ。
  • 高校の部活動が一番のきっかけかなと思います。
  • 高校の時、演劇部で脚本を書いた時に面白いと言われてから。
  • 小学生〜中学生くらいの頃は、高校に入ったら漫研に入って本を作ろうと思っていて、今に至ります。
  • 小さい頃から絵を描くのが好きで、大学時代に漫画研究会に入って合同誌に何回か参加していくうちに、自分の本を出したいと思ったから。
  • 高校の映画部でシナリオ担当となったことがきっかけです。当時の部長に何十回と書き直しを命じられたおかげで表現が上手くなりました。

漫画や、ゲームの影響

  • 高橋留美子先生の作品。
  • ゲームにハマって、二次創作を始めたこと。
  • アニメが好きだった。いつの間にか作っていた。
  • マンガが大好きで、自分も描いてみようと思ったから。
  • ゲーム制作が好きというクリエイト活動の延長上。
  • ライトノベルの挿絵に憧れて描き始めました。
  • オンラインゲームの二次創作から、創作に切りかわりました。
  • 十年ほど前に東方projectのzun氏の創作性に憧れたのがきっかけです。
  • アニメの聖闘士星矢をリアルタイムで観ていて。
  • 今思うと二次創作ですが、漫画雑誌の連載作品の次の展開を想像するのが大好きでした。
  • 猫の写真集を買ったため、「猫キャラが描きたい」というのが、きっかけのような気がします。
  • 『鋼の錬金術師』を読んで「こんなマンガもあるんだ!」と、衝撃を受けたのがきっかけ。
  • 小さい頃からゲームが好きで、ゲームのキャラクターを描いていたのですが、だんだんオリジナルを描くようになっていきました。
  • ドラゴンクエストの4コマ漫画を見て。作家さんではなく一般の方が描いているのを見て、私もやってみたい! と思い、描いてみたのが全てのキッカケでした。

雑誌への投稿から

  • 雑誌投稿欄です。
  • もともとハガキ投稿もしていたので、自然と移行したような感じです。
  • ゲーム紙の4コマが好きで、いつか投稿しようと思ったのがきっかけです。
  • 友人に薦められて雑誌投稿したのが「キッカケ」です。載ったおかげで沼にハマり現在に至ってマス。

自己表現の場所として

  • 自分の考えた話を人にきいて欲しかったから。
  • 自分の描いたものを褒めてもらえて嬉しかった。
  • 通学で使っていた電車を擬人化したいと思い、今にいたります。
  • 他の創作をする人と対等な立場になりたかった。
  • 自分の読みたい理想のマンガがなかったからです。
  • 十年前、思いがけない病気を得て、インスピレーションがわいた。
  • 自分の人生のハイライトになる思い出が出来たので、それを形に残しておきたいと思い、マンガを初めて完成させられました。

その他

  • 好きだったから。
  • 自尊心のため。
  • 会員制からの独立。
  • 絵を描き始めた時のことは覚えていない。
  • きっかけは特にないと思います。
  • 文章を書き始めたのは、学生時代にワープロを手に入れたからです。
  • なんとなく、絵が好き、描くのが好きと、どんどん幅が広まった結果です。
  • 仕事のヒマな時に時間つぶしで始めました。
  • 北海道の景色に感動して、創作活動を始めました。
  • 高校の合格祝いに板タブレットを買ってもらえたから。
  • 大学の時代からEDMに興味を持ってきたので、DTMを始めました。
  • プロになりたかった時に絵の評価を知りたかったので。
  • 絵のグループ展で、ノリでレポートマンガを書いたのがキッカケです。
  • 2~3年ほど前に推していた動物が亡くなってしまい、写真集を出したのがきっかけ。
  • 十年前プロの漫画家を目指していて、夢破れたが、創作活動は続けたかったので同人を始めた。
  • 授業中にノートの下に、もう一冊ノートを隠して落書きするノリが、段々と進化した感じが最初の…なので、なんとも…ですが。(授業はちゃんと聞きましょう…)

Questionnaire Date:データで考える名古屋

[Questionnaire Date:データで考える名古屋]は、イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の統計をグラフ化してみました。

名古屋COMITIAってどれくらいの規模のイベントなのかな?というギモンに対する一つの参考資料にしていただけるかなと思います。名古屋COMITIAは同人誌の展示即売会ではありますが、本の売買だけではなく、名古屋COMITIAの会場が購入者さんと作家さんとの交流の場になれば嬉しいです。

直接コトバで、推し本の投書で、アンケートで、お手紙で、どうか あなたの気持ちを相手に伝えてくださいね。