教えて!サークルさん

[教えて!サークルさん]は、サークルさんの活動(生態……かも?)を教えてもらうコーナーです。

イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の中で、毎回一つ[テーマ]を決めて質問しています。作品を作る上での工夫や、何か自分で決めていることなど、時には気分転換の方法を質問したり。作家さんは[本]をどんなふうにつくっているのかな、というキモチで[テーマ]を決めています。

第45回のテーマは「あなたは本の表紙のデザイン、装丁に気を付けている事や、工夫している事がありましたら教えて下さい」です。


今回も、たくさんの方から回答をいただきました。

それでは、見ていきましょう。

illustration:hirame(hanatsumugi)

デザイン

  • 全体の色調。
  • やや地味にする。
  • 表紙の色を変える。
  • ぱっと見やすいこと。
  • パッと見た時の美しさ。
  • 華やかであるように。
  • 読みやすいデザイン。
  • 表紙絵をきれいに描くこと。
  • シンプルでわかりやすくする。
  • シンプルに黒紙と、銀箔の文字。
  • タイトルが見易くを心掛けてます。
  • 見た目の良さ、視認性の良さ。
  • 通りすがりでも見て頂ける様にする。
  • 帯があるようなデザインにしています。
  • 外で見られても困らないデザインにする。
  • なるべく見やすく、でも地味にならないように。
  • カラーの配置、見やすさを意識しています。
  • 自分で撮ってきた写真を元にしてデザインした。
  • 目につけば嬉しいと思いながら作っている。
  • イラストをチラ見せして、気になる感じにした。
  • 見開きで見やすくなるように意識しています。
  • わかりやすく、楽しいデザインにしています。
  • 印刷がキレイに映るように濃さなど気をつけています。
  • タイトルロゴの位置、バランス、わかりやすさ。
  • 華やかな表紙になるようにすることが多いです。
  • タイトルと、キャラクターをそれぞれ目立つようにしている。
  • 人目を引くようにしているつもりですが、多少ハイコンテクストなのかも。
  • なるべく字を大きくする様に心がけています。本文も同様。
  • どこに持って行っても恥ずかしくなく読める、商業レベルのデザインにしている。
  • 人の目の動きを考えながらイラスト、タイトル、文字の配置に気をつけている。
  • タイトルを箔押しっぽくするのが好きです。予算があれば箔押しにしています。
  • ロゴはフォントを使わず自分でデザインするようにしている。
  • コントラストがハッキリするように、色使いを気にしている。
  • おちついたデザインで手に取りやすさを重視しています。
  • 一目見て内容に興味を持ってもらえるように、内容とリンクするようにデザインしている。
  • ぱっと通りがかった人が、目を止めて気になるインパクトのあるデザインや、イラストにしています。
  • シンプルで情報を少なくする感じと、わちゃわちゃ感を出すために、にぎやかな雰囲気にするなど使い分けています。
  • 白インクを取り入れて、ちょっとめずらしくてつい買ってしまう、目に止まってしまうみたいなことも気にしています。

 

作品のイメージ

  • 内容の分かりやすさ。
  • 作風(話)に合わせる。
  • ホラーな雰囲気をだすこと。
  • キャラが分かりやすいように。
  • 表紙を見ただけで中身がわかるように。
  • 今回は内容と、表紙を合わせてみました。
  • 旅行本→「こんなものがあったよ!」と、お知らせしたい写真を使っています。
  • 内容テイストが伝わりやすいように気をつけています。
  • タイトルを見やすく、内容のわかるような絵づくりを心掛けています。
  • タイトルのフォントと、本の内容が合うようには考えています。
  • できる限り表紙で本の中身がわかるようにサブタイトルをいくつか列挙してみる。
  • 本の題名と表紙のイメージが合うようにすること。
  • 写真を多用しています。評論サークルなので文字多めのため。
  • 同じシリーズの本は出来る限りタイトル文字を揃える。
  • シリーズものでは雰囲気を統一したり、内容にあわせて紙の質感を変えたり、本文は紙の軽さを重視しています。
  • 同じシリーズの本は同じイメージを持てるように表紙をデザインしたり、同種色違いの紙を選んだりしています!
  • 自分の絵の個性が出せているか、自分が描きたいものを描けているか、気をつけながら描いています。
  • 登場キャラクターの顔が分かるタイトルで、内容が想像できる + 表紙 + デザインはプロに依頼しています。
  • できるだけ内容をイメージできそうなモチーフを選びつつ、直接的なメッセージを載せない。見返しの紙と表紙の色を合わせる。
  • シリーズで本を作るので、今までとかぶらない、とっぴにならない、並べて色の調合が合うようにイメージカラーを作っています。

 

表紙の素材

  • 手ざわり(紙PPの種類や有無)。
  • マットの質感が好きなので、それにしています。
  • 見た目が華やかになるように紙や、表紙の装丁用サンプルを印刷所から取りよせた。
  • 特殊紙が好きなので、紙がひきたつデザインを考えるようにしています。絵よりも紙の選択が先です…。
  • 紙の質感を演出するために、革素材のテクスチャーを使用して安価ながら革の本のように演出した。(アンティーク書を目指した)。
  • 紙質や、作品内容と合わせた装丁に気をつけております。今回の新刊は表紙絵が青系統だったため、遊び紙や、本文(漫画)を青系にし、表紙絵は神々しい雰囲気が欲しかった為、ラメ入りの装丁にし、ラメだけだと周りの紙にもラメが付きかねないのでクリアPPを使用いたしました。

 

製本

  • 紙の厚み。
  • なるべくA4サイズで本を作ることです。
  • マスキングテープを表紙にあったものにする。
  • 背表紙にかわいいマスキングテープを使用している。
  • 本のイメージ(私の場合はレトロ、慎ましさ)重視で表紙やあそび紙(の種類や色)を選んでいます。
  • コピー誌の時は特殊紙を使うようにしています。遊び紙との組み合わせを考えるのが好きです。
  • 元がアナログイラストであるため、その質感が再現できるような紙を使いました。発色に関しては、まだまだ勉強途中です。
  • コピーした物を綴じただけみたいな本しか作った事ないです…。せっかく手で製本してるのですから、凝った装丁も挑戦してみたいです。
  • コピー本の表紙をカラーにしたいと思ったら印刷所で表紙のみ刷ります。コピーよりキレーで紙も良く、カラーコピーより安く作れるコトもあるから。
  • シャレや小技を効かせるように心がけていますが、なかなか思ったような出来にするのが難しいです。あとは、とにかく丁寧に。紙の端を揃えるとかホチキスをまっすぐとめるとか(コピー本の場合)。
  • 基本、自宅のインクジェットプリンタで印刷したのを、ちょっと厚手の紙でくるみ製本にして、やや歪ながらも化粧裁ちをするようにしています。最近思い立ちまして、図書館の本で保護に使われている保護フィルム(楽天で売ってた)を利用して、カバーっぽくきって包むように。なんというか、ボロ隠し兼、だんだん、本の体裁に近くなっている…ような気がする…。

 

その他

  • ページ数。
  • インパクト。
  • シンプルイズベスト。
  • 自分らしさを出したい感じ。
  • カラーに挑戦してみたいです。
  • テープ止め出来る袋に入れている。
  • CPの2人が分かるようにしました。
  • 可愛くなります様にと祈っています。
  • 机の上をカラフルにしておきたいです。
  • 見応えがあるように、1ページずつコメントをつける!
  • 人が使ってなさそうなフォントを使う。視認性を重視する。
  • QRコードで、1ページずつ曲が聞ける本なども出しています。
  • 表紙(中身も)をカットしたので、えらく時間がかかりましたが出来に満足しています。
  • 今は、本そのものを発行する機会はありませんが、作品集等を作ってみたいと思っています。昔は同人誌作りに参加させてもらっていました。

 

Questionnaire Date:データで考える名古屋

[Questionnaire Date:データで考える名古屋]は、イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の統計をグラフ化してみました。

名古屋COMITIAってどれくらいの規模のイベントなのかな?というギモンに対する一つの参考資料にしていただけるかなと思います。名古屋COMITIAは同人誌の展示即売会ではありますが、本の売買だけではなく、名古屋COMITIAの会場が購入者さんと作家さんとの交流の場になれば嬉しいです。

直接コトバで、推し本の投書で、アンケートで、お手紙で、どうか あなたの気持ちを相手に伝えてくださいね。