ページを選択

教えて!サークルさん

[教えて!サークルさん]は、サークルさんの活動(生態……かも?)を教えてもらうコーナーです。

イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の中で、毎回一つ[テーマ]を決めて質問しています。作品を作る上での工夫や、何か自分で決めていることなど、時には気分転換の方法を質問したり。作家さんは[本]をどんなふうにつくっているのかな、というキモチで[テーマ]を決めています。

第49回のテーマは「作品を完成させるまでの工程で、一番時間のかかる作業や、段階は何ですか?その工程をスムーズにするための工夫や、方法があれば教えて下さい」です。


今回も、たくさんの方から回答をいただきました。

それでは、見ていきましょう。

illustration:渡邊野乃香(oi汰デザイン室)

案出し

  • ネタ出し。
  • ラフを練る作業。
  • デザインを考える作業。
  • シナリオの演出。映画を観る。
  • プロットやラフ、塗り?
  • 構図、下書き。しっかり書くより、ぼんやり書く。
  • 構成、構図。書き直しが効きづらいからこそしっかり決める。
  • 何を描くか、焦点がボヤけないように絞り込む。
  • アイデアを出すのが一番大変です。(制作の方が時間はかかりますが…)インプットを増やすのが大切そうです。
  • ネタ自体はあっても話が思い浮かばない、纏まらないことが多いです。普段からネタになりそうなことをメモしています。
  • アイデア出しと、ラフ→ 下書きの過程です。行き詰ったらインプット、他の方の作品や同人誌を沢山見ます。
  • 脚本を考えて、それを絵にすること。工夫、人物の具体的な行動、背景などを文章で書く。
  • 下絵( ネームを切らずにいきなり描くスタイルなので、ここが一番時間かかります)。
  • ネタ出しにかかり… 資料集めにかかり…制作にかかり… 全部かかっているかもしれません。
  • 時間はかかるけれど、思いついてすぐ描かずに、しばらく寝かせると追加のアイデアが出てきます。
  • キャラデザ~下書きまでが特に時間がかかります。色んなアイデアをインプットすることでスムーズに進むと思います。
  • 戦闘シーン。心理的描写を描くよりはるかに難しいです。小説なのでかなり頭を使います。体を使って実際動いて考えたりします。
  • 最初の取材や、本の構成のアイデア出しに最も時間を使います。絵の仕上げ自体はおそらく前者と比較すると時間をかけてないのですが、最後の作業ほど集中力を使うので長く感じるように思います。
  • アイデア出しと、下描きです。完成予想図が決まらない時が一番苦しく、時間を無駄に浪費している気持ちになります。
    まずはテーマとなるものについての基礎知識を( できれば市販の本などで) じっくり調べて勉強すると、吸収した知識を元にして良いアイデアが生み出せることが多いです。

 

ストーリー・ネーム考案

  • ネームと、下絵。
  • ネーム、コマ割りに時間がかかります。
  • ネーム!気合で乗り切る。
  • ネーム見切り発車。
  • ネームを書くのが苦手。
  • ネームと、下絵と背景です。
  • ネームです。日々、頭からネームを離さず考えつづけること。
  • ネームから下書き:ページ割り付けで苦戦。
  • ネームに時間をかけすぎて実作業が大変なことになってしまった!
  • ネタ出し〜ネーム。形にするのが時間かかる。
  • ネームです。話とテンポをつかむのに骨が折れます。
  • ネーム(1 週間) と、作画(シーンによっては1 日1 Pかかる)。
  • ネームです。とにかく時系列や、人物の気持ちの動きなどを書き出してイメージを整理、ふくらませること。
  • 下書きとネーム。一度詰まると全く浮かびません。他のアニメを観たり、マンガを読んでヒントを得ます。
  • ミニネームや、文字ネームを併用で毎回の作業負荷を軽減。作画に関してはAI画像を下書きに使用したりした。
  • ネーム。とにかく音楽を聴きながら他の情報をシャットアウトする。SNS が強敵でつい見てしまう… 。
  • 発想からネーム(とかラフとか下絵)まで。時間はかかりますが、これは略せない。
  • プロット〜ネームまで。とにかく思いついたことは全部書き出して、起承転結の形にします。
  • プロットです。何回も書き出す。アウトプットしまくるのが理想への近道だと思います。というかこれ以外出来ません。
  • 自分はネームに一番時間がかかります。工夫としては、普段からネーム模写をしたりしてインプットしておくことです。
  • 一番時間がかかる作業や段階、作画その工程をスムーズにするための工夫や方法: 次作作画予定の絵を描く練習。
  • ネーム。足掻く!! 背景、ネーム。ネームはセリフから描き出しています。背景は迷わないように正確に描くようにしています(ある程度、勘に頼っています)。
  • 「ネーム」を書く時です。(下書きの下書き) どのくらいのページが必要になるか書き終わるまで分からないので、しんどいです。
  • 漫画のネーム。うまく構図などが思いつかなくてもコマ割りと吹き出しだけでも全ページ済ませて、下書きをしながらネーム直しを同時にやっています。
  • ネームから完璧に完成させようとするとネームで止まって先に進めないので、とにかくざっくりで先に進めるようにしたら作業がやりやすくなりました。
  • 頭の中でストーリーを考えている時間が一番長いです。スムーズになる訳ではありませんが、散歩やお風呂などぼんやり出来る時間が有った方が良いかなぁと思います。
  • 1. ネームができたら8割できた気持ちになります(気がするだけ)。
    2. 小さい絵に展開だけ描く。サムネイルネームを描きます。おかしければ容赦なく描き直します。たくさん直してナンボです( 結局のところ一番の近道になります) 。

 

作業環境

  • 音楽を聞いたりすると、うまく色を塗れる気がしています。ノリノリで。
  • 家だと進まないので、電車の中とか他に絵以外にやることがない場所で描きます。
  • 集中出来る作業環境を作る。作画周りとか冷房とか辺りが工夫でしょうか。(それにしても今年は暑かった… )

 

作業手順

  • 文字入れ。
  • 挿絵の作成。
  • 全行程時間がかかります。未だに工夫や方法は悩んでいます。
  • どういうグッズを作りたいかコンセプトを練っている時。
  • 大学サークル内での合作であるため、最終的なサイズ調整等に時間がかかる。
  • 当日までの時間管理。構成から下描きまで( まだ一番良い方法は探り中です)。
  • 工程、塗り。工夫、下塗りをして全体のイメージを固めておく。
  • イラスト本で、イラストを制作する工程です。
  • 工程:下書き。
    工夫:基礎画力を上げる、より多くの資料を活用する。
  • 事前に挿絵担当と協議を行なった上で、スプレットシートを用いて工程を管理し、定期的に進捗を確認しあっています。
  • スムーズにするために心がけていることは、できそうな作業からとにかく手を入れていくことです。
  • アイデアをラフに起こすまでの工程。感覚的な作業のコツやポイントをなるべく言語化して、次回作以降にテクニックを使いまわせるように工夫しています。

 

作画作業

  • ひたすら描く!!
  • 枚絵をつくるとき。
  • 1枚のイラストを描くこと。
  • 色塗りと構図決め。
  • ペン入れ。とにかく線がまよう
  • 作画。ヘタなので何度も書き直すので。
  • 色ぬり。
  • 着色。勉強あるのみ!
  • 描きたくなったタイミングを逃さない。
  • ホワイトで線を消すところ。
  • 下書き、ひたすらインプット!
  • 下書き。素材などを買うようにする。
  • 下書き.3D 素材を使う。
  • 線画→ 1日の中にルーティンを作る。
  • 線画。ドンドンこって描きたくなっちゃう。
  • アナログペン入れ、トーン処理があったら教えてほしいです。
  • 背景を描くことが苦手なので一番時間がかかります。
  • とりあえず人物でコマを埋めて背景はわかる程度に少なめにしています。
  • 下書きから仕上げ:ペン入れ仕上げの集中力が続かない。
  • 線画。線をきれいに引けないし、途中で発狂する時間も含まれる。
  • ラフ→ 下書き、描きたいものをブレないように意識する。
  • アナログのカラーイラストが中心なので、やはり色塗りが時間がかかります。
  • できるだけ下絵をしっかり描いておくと早まる気がします。
  • マンガの下書き。解決策、どんどん妥協する。(笑)
  • 背景は素材を使う等して効率よくしています。
  • イラストのラフを線画におこすところ。1枚の絵にこだわりすぎるより枚数増やすと思って、短期間で仕上げた方が上手くいくかな… ?
  • ラフと、色をのせる工程(アナログ)です。とにかく画面をうめて、自分自身で進んでいるように感じるようにしています。
  • コンテ、努力あるのみ。あと勢い?
    下書き、イラストの構図ラフをサボらずに細かく描くとペン入れの時書きやすいです。
  • 「ペン入れ」PC を使って作画していますが、ショートカットキーをたくさん使って時短に努めています。
  • 作画全般。特にスムーズ化は考えていない趣味なので、じっくり取り組むことを楽しむ。
  • 最後に版下を作る作業。PC を使うようになってずいぶん楽になった。PDF 化して出稿すると楽。
  • 作画:なるべくしっかり(稼働可能時間は緩くとって)行動計画を立て、心を安心させておく。
  • イラスト。その時ののりによって変わる、色塗りが悩みながらの作業が多いので時間がかかります!
  • 線画が大変です。(イラスト)下書きをとにかく多くの工程で描いて線を迷わないようにしています。
  • 線画。特にスムーズにするための工夫などはないです。むしろ自分から時間をかけにいっている気がします。線描くの、楽しい。
  • 線画と色塗りにとても時間がかかります。
    ( 正直どちらも苦手な作業なので(だからこそ時間がかかっているんだろうなとは思うのですが)スムーズに進める為にこまめに休憩をとってなるべく1 ~2 日程で済ませるようにしています。( これでも短い方です。泣)
  • 漫画作品であれば、ペン入れに一番時間をかけます。
    時間がかかるのはしょうがないので、いかに楽しくやるかとか、「意外とさくっと終わったわ」感を出すかに心を砕きます。
    作業用の音楽やラジオを聴きながら描いたり、早起きしてカフェで作業したりするのが好きです。
  • イラストは下書きです。デジタルのイラストは左手デバイス(セルシスのタブメイト、Bluetooth のテンキーなど)の採用で爆速になりました。あとは普段からツールの整理整頓ですかね。使いたいものを早く使うためにはけっこう大事。アナログのイラストは一筆入魂でひたすら頑張るで!(笑)

 

小説執筆

  • 本文執筆。毎日一行でもいいので書く。
  • 本文執筆です。作業期間を長く取って早めから着手してやるぐらいです。あとは〆切りの力を使う… 。
  • 掌編の場合はネタ出しと構成、短~長編の場合はプロットから本文に起こす段階でもっとも時間がかかります。どちらも読書量などのインプット、日常生活から気分を切り替えて考えられる時間が増えれば多少はスムーズになる気がしますが、あくまで「気がする」程度です。効果的な方法を知りたいです。

 

校正作業

  • 文章の校正です。特に気をつかう作業です。多くの時間を使っています。
  • 誤字脱字等を解消するための、文章校正する作業かと思います。
  • 入稿フォーマットは一太郎で整えると理想的な形になるのですが、誤字脱字の発見がしにくい難点がありました。
    そのため、見やすいWord で作品自体は作り、誤字脱字の校正も行い、入稿段階であらかじめ入稿用フォーマットのテンプレを作ってある、一太郎に文章コピーして入稿原稿を作る、二つのアプリ併用方式を採用して誤字脱字の削減に取り組んでいます。
    一見すると非効率なのですが、見やすい書式で見た方が誤字脱字の発見率が高く、校正作業の回数が大きく減らせるので、経験上こちらのほうがスムーズでした。

 

製本

  • 製本。1ページずつ山を作り表紙は最後。
  • 製本!未だに手作業なアナログ本なので、まあ慣れたところでスピードアップ。
  • 製本のデータ作り。印刷所のルールや作り方ガイドをよーく読んで、分からないことは調べるor 聞く。
  • 印刷するのに紙切れや、上手く印刷できなくてやり直したりする時。まずインクが綺麗に出るか確認してから、印刷するようにしています。
  • 「作業」に限定すると、裁ち切りです…
    自宅プリンタでの印刷・製本なので。カッターナイフの刃をマメに交換するくらいしかありません… 本文は直感と本能だから… 。

 

その他

  • 毎日取り組むことです。
  • じっくりねばる!!!
  • オリジナルを作る。
  • 娯楽を忘れる。
  • 自作グッズの生産。
  • 白血球クッションにビーズを詰める工程。
  • 日頃の練習!
  • まず、取り掛かるまで、ですかね。
  • 完成直前に不満感がバクハツします。これは直らないと思う。
  • プリンタの調子を整えること、諦めないこと。
  • 自分が自分の一番のファンになると、次のページを読みたくなる。
  • 写真選び作業。あらかじめラベル付けしておく。
  • 撮影許可を取る手続きに時間がかかります。
  • やる気を出すこと(それさえあればあとは早い)
  • 色紙はコスパが悪い。コミティアは、本と小物が売れますね!
  • 早起きして一番頭が冴えている時を使う。( 理想w)
  • テーマが決まっていると、いい案が思いつかず苦労するので、あえて全く別のものに触れる。
  • まだ完成に至っておりません。 時間かかって苦しいのは、ふんわり道筋が見えてるのに、そこに至るまでの言葉がなかなか出てこないことでしょうか… 定番ですね。

 

Questionnaire Date:データで考える名古屋

[Questionnaire Date:データで考える名古屋]は、イベントに参加されたサークルさんに回答してもらう[サークルアンケート]の統計をグラフ化してみました。

名古屋COMITIAってどれくらいの規模のイベントなのかな?というギモンに対する一つの参考資料にしていただけるかなと思います。名古屋COMITIAは同人誌の展示即売会ではありますが、本の売買だけではなく、名古屋COMITIAの会場が購入者さんと作家さんとの交流の場になれば嬉しいです。

直接コトバで、推し本の投書で、アンケートで、お手紙で、どうか あなたの気持ちを相手に伝えてくださいね。